「魔法のコンパス」道なき道の歩き方 を読んで

日記

「魔法のコンパス」道なき道の歩き方
キングコング 西野亮廣著

道なき人生をドキドキしながら生きていくための
コンパス(羅針盤)になる本です!

何かと話題のキングコングの西野亮廣さん。

映画『えんとつ町のプペル』は
観客動員100万人、興行収入14億円を突破の
ヒットを記録していますね。
ホリエモンも「素晴らしすぎて4回泣いた」とツイート。
西野さんはオンラインサロンを運営しており、
会員数が7万人を突破しています。
その反対に新興宗教と化した「キンコン西野」と炎上があったり。

ちなみに私は、好きでも嫌いでもない中立な感じ。

たまたま書店で見つけて、手に取り、
エッセイかと思いきや、面白く読みやすいビジネス書。
お笑い芸人の方だけあって、
言葉のチョイスも面白く頭に入りやすく、読みやすいです。
西野氏の考えや、行っていることが
とても面白く書かれた良書。

Amazonのレビューも☆4.5の高評価

この「魔法のコンパス」は5年前に出版された本ですが、
どんどん新しく上書きされる情報の今でも全く古さを感じません。

なぜ今、すごく共感して元気をもらっている人と、
炎上して、アンチな人といるのかが、わかる内容でした。

西野亮廣(にしの・あきひろ)1980年兵庫県生まれ。

1999年梶原雄太と漫才コンビ「キングコング」を結成。
活動はお笑いだけにとどまらず、
3冊の絵本執筆、ソロトークライブや舞台の脚本執筆を手がけ、
海外でも個展やライブ活動を行う。

また、2015年には“世界の恥”と言われた
渋谷のハロウィン翌日のゴミ問題の娯楽化を提案。
区長や一部企業、約500人の一般人を巻きこむ異例の課題解決法が評価され、
広告賞を受賞した。

その他、クリエイター顔負けの「街づくり企画」、
「世界一楽しい学校作り」など未来を見据えたエンタメを生み出し、
注目を集めている。2016年、
東証マザーズ上場企業『株式会社クラウドワークス』の“デタラメ顧問”に就任。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

こんな人におすすめ

・固定観念に縛られて、行動する勇気がないって人
・反対意見を言われるとひいてしまう人
・生きづらいと感じている人
・新しい視点が欲しい人
・選択肢を増やしたい人
・子育て中の人

魔法のコンパスの中で印象的だったところを引用しながら
私なりの感想を書きます。

目次
第1章 向かい風はボーナスチャンス
第2章 お金の話をしよう
第3章 革命の起こし方
第4章 未来の話をしよう
最後に

第1章 向かい風はボーナスチャンス

西野氏は生きづらさを「向かい風」と言っています。
そして、「なぜ生きづらいのか?」に対して
「それを改善するためにはどうすればいいのか?」
「問い」を持つことが大切と言っています。

「問い」には必ず答えが埋まっていて、ああでもない、こうでもないと試行錯誤すると
何か見えて、面白いことが始まる。

西野氏はこの向かい風を利用したのが
「ハロウィンのごみ問題を遊びで解決しちゃった」企画でした。
ごみを出すな!というのは簡単で力ずくで抑えようと思っても難しい。

ゴミがないと成立しないイベントを新しく作るという
彼の発想力・実践力・影響力で実践され、広告賞受賞。

固定観念に縛られて問いを持たずに過ごしていたら、
「汚い!こんなイベントをやるからこうなるんだ」
とかの意見が出てきて、ストレス(生きづらさ)につながるけれど、
楽しくきれいにできる解説法、すばらしい!
参加したかったな。

第2章 お金の話をしよう

この章で印象深かったのは
「ホームレス小谷さん」の話です。
ここで出てくるホームレス小谷さんは正真正銘のホームレスなんだけど、
毎日とても幸せなホームレス。

ホームレス小谷さんはお金持ちではないけれど「信用持ち」
「お金は信用の一部を数値化したもの」と定義しています。

この事例はちょっと特殊ですが、
お金を稼ぐためには信用を積み重ねることはとっても重要ですよね。

第3章 革命の起こし方

SNSの使い方や、ネタバレしているものの確認作業が
その場に足を運ぶ動機になるとか
なるほど!と思う項目がたくさんある章です。

その中で、子を持つ立場の私が興味深かったのが、
「イジメの終わらせ方」と「戦争がなくならない理由」
イジメも戦争も奥深く、一言で言い表せられることではないですが、
こんな考え方もあって、頭の隅に置いとけば良いな、と思いました。

イジメについて
「いじめはやめよう」というのは正しいこと。
だけど無くならない。
イジメの正体は「娯楽」だからという考え。
だから、「いじめという娯楽よりもっと面白い娯楽を与えてあげるという方法」と言っています。
いじめっ子のエネルギーを別方向に流してあげればいいという考え。

戦争については、タモリさんの意見が書かれています。
『LOVE&PEACEのLOVEがなくなればPEACEだけになるから平和になる。
その生き方はかぎりなく動物や植物の世界に近い。
ただ好きがない世界というものも、ツマラナイだろう?どうしたもんかね?』

『好きという感情があるから、好きなものを他人から奪ってしまう。
また好きなものを奪ったやつを憎んでしまう。この連鎖は止められないんだよ』
(抜粋しています)

第4章 未来の話をしよう

セカンドクリエイター時代とありますが、
この本を書かれてから5年の間に一気に加速していますね。
ブログ・YOUTUBE・ツイッター・インスタ等々
セカンドクリエイターが使うプラットホームがあり、
「客ではあるけれど製作にも少しタッチして、タッチしているからこそ熱心な客」
オンラインサロンとかがこれにあたると思いますが、
とても近いところでつながっている、
交流を持つことができるので、一体感が今の時代求められていますね。
同じ感覚の人が集まるので
勇気ももらえる場所になっているのではないでしょうか?

最後に

西野氏の「おわりに」より

失敗もあるだろう。失敗したところで終わるから「失敗」が存在するわけだ。
何度失敗しようが、
その度に工夫し、
ネガティブな過去をポジティブなものへと転換し、
成功するまで続ければ
それらの失敗は全て、成功のために必要な部品となる。
(中略)
あなたが何かに挑戦し、結果が出ずにジタバタしているとき、
外野にいる連中は、「迷走してるの?」と
あなたのことを笑うだろう。
そんなときは、こう返してやればいい。
「うん。迷走してるよ。キミみたいに、誰かが舗装してくれた道を
歩いてないからね」
大丈夫。きっと上手くいくよ。
コケたら起きればいい。
踏み出そう。
ドキドキしてる?

破天荒がゆえに面白い仕事をされている方だなぁと思いました。
オンラインサロンで7万人の方が参加されているのも納得。
逆にアンチの人がいるのも納得です。
とってもわくわくした本でした。
他にも何冊も出版されているので読んでみたいと思います。